日々の記録

育児日記

正直に言わない子供

こどもが失敗を正直に言わない。隠す。たとえば、図書館の本を破ってしまった。障子を破ってしまった...など。

 

そういうことがあったとき、黙っていて言わない。破ってしまったものを隠す。

 

怒られたくなかったということらしい。私が余程普段怒っているからだろうかとへこむ。多分当たっている。

 

破ってしまったのはわざとではないんだから怒りはしない、それよりそれを黙っていたり隠したりするのが良くないことだとこどもには伝える。 

 

そのたびこどもは泣いてごめんなさいと言うのだが、同じことを繰り返す。怒られたショックで内容が伝わっていない、またはどうすればよいかわかっていても「怒られるかも」と恐れて隠すのかも...

 

正直に謝ればおかあさんはわかってくれると思える心理的安全性がこどもにないのだろうな。それがショックである。

 

自分が子供の頃は、怒られることも恐怖だったが、黙っていることの罪悪感が勝ってなんだかんだ親には伝えていたような記憶があるが。怒られたり怒られなかったり、色々だったが、正直さが美徳であるという強烈な規範意識みたいなものがあったような気がするけど、と、

 

子供自身の規範意識のせいにしたくなる心理なんかもあったりして辛い。

 

こどもに言い聞かせていると、自分の頭をボカボカ叩くので、この自傷行為も嫌で、もうひとりにして、とこどもを部屋から追い出してしまった。