日々の記録

育児日記

ライフスキルや身辺自立

ライフスキルの低さや常識の無さが生きづらさに繋がると思うから日頃からうるさく言っているのだが、我が子、肌着は出しっぱなし、服は上下とも前後ろが反対がなおらない。鼻くそもほじる。食べ方汚い。

 

1年生男子なんてこんなものなのかもしれないが、通級の先生に身辺自立についても言われたのでやはり軽視していいことではないのだと思う。

 

「だらしなさ」「不潔さ」が自分の損につながったり、疎外の原因になるとか、ピンと来てないんだろうな。おりに触れて話してはいるが。夫も同じ感じで、男はこの部分の社会規範の圧力('きれい'にしなさい)が女よりも弱いよなと思う。

 

今日はこどもが歯医者に行きたくない、歯を磨くのがつらいと駄々をこね、歯磨き苦手、もう死にたいとか言うので頭にきて「じゃあ死んだら?歯を磨くことより辛いことなんてこれから山ほど出てくる」と詰めてしまった。毒親

 

でもこどもはそもそも自分が恵まれてることに無頓着すぎる。不安定な時代だが今のところは平和なこの日本に生まれて、愛されて育てられていて、家もあって、生活に困ってなくて、教育も受けられて、好きなものもだいたい買ってもらえて、仕上げ磨きしてもらえ、定期的に歯医者に連れていってもらえる。早々に自閉症に気づいてもらえ早期療育や手厚い支援を受けられるよう環境調整されている。

 

歯をきれいに磨くやり方を覚えればいちいち辛いと思わないし、肌着を入れる習慣をつければ肌着を入れようと思わなくても入れられるようになるし、服の前後ろを確認するくせをつければ1秒でチェックできるようになるよ。いちいちつらい死にたい言って練習しなければもっと辛くなるだけ。逆に練習すればつらくなくなるのならやればいいと思わない?毎日練習するチャンスがあるんだから。それにわざわざ死ぬのは大変だよ。痛いし怖いし。そんなことしなくてもいずれはおじいさんになったら死ぬんだから急ぐことはないよ。生きていれば昨日みたいに楽しいこともあるでしょ?本当は生きたいんでしょ?ならどうしたらつらいことが少なくなるか考えて、少しずつ練習していったほうがいいんじゃないの...

 

みたいなことを話したが長すぎて半分もこどもには伝わってなかっただろう。1年生で死にたいと言うなんてあれだが、自閉症があっていろんな場面で苦手を感じる場面が多かったり、適応が難しかったりで大変なんだろうが、生活のだらしなさを放置するのは私にはできない。

 

ただ、書きながら反省してきたのだが、歯を綺麗にきれいに磨くことの教え方についての掘り下げが少し足りないのかもなと。歯の模型なんかがあれば一番わかりやすいのだが。そこの手間を厭わず私も何十回何百回と付き合わないといけないのだろうな。本当に子育てとは難しいものだ。