分譲マンションがめっちゃ暖かくて感動している。暖かいといってもまだ外気温が14℃くらいなので真冬の寒さは未体験なのだが。
もっと早くマンション買っておけばよかった。QOLが全然違う。なんせ、以前住んでたペラペラ安普請賃貸マンションは、窓が頼りない薄いガラスで、暖房温度を26℃強風にして、部屋中に洗濯物を干すなど加湿してさえ、(窓から暖気が逃げてるな...)と感じられるほどの寒さだったので。あと、結露がすごくて毎朝窓がビッシャビシャだった。毎朝起きたら窓の結露を拭くという家事が発生していた。放っておくと即濡れたカーテンも床もカビだらけになっていくのである。バスマット1枚では足りず2枚使わないと拭けなかったっけ...
そんな賃貸生活を6年送った。住みすぎた。結婚してから引っ越してきた町で、そこでこどもも生まれた狭いながらも幸せいっぱい思い出いっぱいな我が家だったので、なかなか他に移りがたかったのだ...
というのもあるけれど、実際家賃が安かった。家賃補助が出ていたのだ。これで頭金を貯めて家を買おうか...いや、ずっと家賃補助が出るなら現金貯めた方がよくない?
などと、下手に家賃補助が出ていたのですっかり私 たちは家を買うタイミングをのがしてしまった。オリンピック終わってからにしようか、安くなるというしーなんて今振り返ると失笑ものなのだけど、そんな言説になんとなく期待していたりもした。
実際は、買うのは(価格的には)早ければ早いほどよく、一番良かったのは、こどもが生まれた2015年に買っておくことだっただろう。そのときに冷やかしで見に行った新築マンションのモデルルーム、23区、3LDK69平米、始発駅徒歩20分で6300万円。駅から遠いのに狭いなー、なんて思ったものだが、そこは今や中古で8000万円以上もの価格になっている...
なんていいだすとキリがない。とにかく私は暖かいマンションが買えて嬉しい。
マイホームに暮らしている人はこんなに幸せな生活を送っていたのか、知らなかった。だから皆結婚したり子供生まれたりすると家を買うのかー
私はとにかく、親が言う「結婚しろ」「出産しろ」「次は家を買え」というのにすごく反発心があった。親自身は不仲で離婚話が出るくらいなのに、どの口で私に結婚、出産、足枷にしかならない35年ローンをすすめるのかと思っていた。
そう思うのは我ながら無理もなかったと思うのだが、いざ婚活して結婚すると相手が私にはもったいないくらい良い人だった。
わざわざ遊びに誘わずとも常に一緒に出かけたり話したりする相手がいるのは幸せであったし、こんなに子供がかわいいものとは思わなかった...子供は発達障害あって育てるのすごい大変だけど。マイホームがこんなにQOLを上げてくれるものだとは思わなかった。
皆が良いと言っていることにはそれなりに理由があるのだな、というのが中年になってきた私がようやく理解出来てきたところだ。この先また似たようなことがあるだろうから、もっと素直になって人の言うことは聞いていきたいと思っている。